【 日にち】2026年6月21日(日)
【天 気】 曇り時々晴れ
【メンバー】N堀(L・記録)、A見・S口(SL)、Y森(写真)、O本、Y村、T田、
K藤、F田、Y口、S田、T中c、A元、S野
【データ】距離約7km 約4時間 登り約425m 下り約425m
【コース】
10:07赤目滝水族館 → 10:15 不動滝 → 10:32布曳滝 → 11:07百畳岩 → 11:44荷担滝→ 12:07岩窟滝(昼食)12:35 → 13:16百畳岩→ 13:55赤目滝水族館
【報 告】
前日は雨、当日も朝7時まで降雨という予報の中、以前同じような気象条件で滝が瀑布と化した見事な光景が見られたこともあって、滝の増水の効果を期待しつつ山行を実施。周回コースとして予定していた長坂山は、雨水を含んだ状態だと危険な箇所があることを考慮し、行程を赤目四十八滝の岩窟滝までのピストンに変更した。まずは赤目滝水族館のサンショウウオ等を見学し、実際に生息している姿も見られたらとその形態をしかと記憶に留めつつ、いよいよ滝の世界へ。足元はやはり雨の影響でほぼ全面が濡れた状態で滑りやすく、一歩一歩足の置き場、置き方に気を付けながら前進。行者滝、銚子滝、そして霊蛇滝と比較的小規模の滝が続いた後、赤目五瀑の一つ不動滝が安定の美しく迫力のある姿を見せてくれた。滝もそれぞれ美しいがその合間を埋める苔と樹木の緑、そして流れる水のコラボがまさに絵画のよう。幾つもの突出した岩肌を伝って様々な方向へ落水する千手滝、その名の通り布を垂らしたように高さ30mから優雅に流れ落ちる布曳滝。岩から水が滴り落ちる中を歩く雨降滝は、単調になりがちな歩行にアクセントを与えてくれ楽しさが増した。荷担滝は、しばらく小滝が続いた後、一気にその景観が現れる演出の効果もあり、圧巻の迫力と光の競演が美しかった。最後の滝である岩窟滝で予定より少し早めの昼食をとり、逆方向から眺めるまた異なる画の風景を味わいながら来た道を辿り、スタート地点の水族館前に戻る。お土産店が並ぶ界隈にてそれぞれバスの乗車時間まで買い物等を楽しみ、予定より約30分早いバスの便で帰路に着いた。山行実施か否かの天候の判断が難しかったが、長坂山の周回コースを断念して時間的余裕をもって赤目四十八滝のみに集中できたこと、メンバーの皆さんが臨機応変にご協力くださったことが安全で和やかな山行につながったと思う。ありがとうございました。 (記 N堀)
【日にち】2026年6月21日(日)曇り時々晴れ
【メンバー】K口(L)、M代(記録)
【行程】尾高キャンプ場9:00 - スリット堰堤9:40 - 女郎滝11:20 - ショートカットルート分岐点12:00 - 尾高山13:20 -
尾高キャンプ場14:20
【報告】
・2026年度、第一発目の沢登りは鈴鹿山脈の釈迦ヶ岳から朝明川に注ぐ焼合川。三重県ですが、草津方面からは車で1時間半位。
アクセスも悪くなく、遡行に関しては小さめの滝が幾つか、釈迦ヶ岳のピークに行かずショートカットすれば明るい内に下山出来ます。
白い花崗岩と澄んだ水色の沢で景観も良く、初心者向けの沢です。
登山客用駐車場で準備をし、尾高キャンプ場のお手洗いを借りて出発。少し進むとキャンプサイトとの分岐点を左へ進みます。
堰堤が幾つかありますが一つ目の堰堤の少し上から入渓しました。
朝方まで雨でしたが水量は思ったより多くなく、続く堰堤も左へ巻いて、歩きやすい沢を進みました。
小さな滝では、ロープワークの訓練で実際にロープを出し、メンバーを上に引き上げるための技術講習。ロープにエイトノットを作り、
メンバーのビレイループのカラビナにかけて引き上げたり、ロープウェイ方式で、上の人と下の人でメンバーを順次引き上げる方法を
学びました。いつもは引き上げてもらう側でしたが、今後スタッフとして登りにくい沢をメンバーが安全にクリアするためにどのような行動が
必要か、無駄に緊張しながらの練習になりました。
講習を受けながら進み、女郎滝へ到着。登るのは右か左か。どちらも過去の遡行記録程の水流は無く、すんなり登りました。
沢講習会ではショートカットルートで行程に余裕を持たせますが、ショートカット分岐の少し上部のゴルジュ帯を観察しました。
小規模な沢なので、想定内のゴルジュ。時間に余裕があれば、それより先の遡行、そして釈迦ヶ岳ピークも是非踏んでみたいと思いました。
ショートカットルートは、小さな岩の乗った岩のある箇所が目印。そこからバリエーションルートで直登して尾根に出ます。
尾高山までの道は所々ピンクや赤のリボンが付けられています。
533mの尾高山山頂からは、伊勢湾や名古屋方面の景色が臨むことが出来ます。下山ルートを進み尾高高原キャンプ場へ到着。時折分岐があるため
キャンプ場への分岐を間違えないように。
今回は山友会の沢講習の下見で、沢ならではの安全確保や支点作りを行いました。岩や木々、無ければ岩のクラックにピトンを打ち込む技術も
教えていただきました。クライミングと違って登攀時は水流もあり、思い通りになりません。今回も爆流が耳に入る恐怖で、登れず悔しい場面も
ありました。それでも、初夏でも涼しく美しい景色を観られ、かつ豊かな生き物(今回はリス・カエル・ヒル)との出会いがあって、沢登りは
やめられません。沢の本には、簡単過ぎて落選して掲載されないらしいですがもう一度じっくり行きたい素敵な沢でした。沢講習もお楽しみに!!
【日にち】2026年6月14日(日)薄曇り(通雨有)
【メンバー】M代(CL&記録)、K口(SL)、Y本、A宮、N沢、N堀、M成、N西、S口
【講習場所・時間】千石岩 8:30~15:30
【講習内容】ロープワーク、トップロープクライミング等
【報告】
・クライミング、沢登りをしてみたい、あるいは久々にしようと考え中の方々にご参加いただき、岩場での講習。攻めの登山・登攀するかも...で、勝手にロック部と名乗っています。
講習内容→エイトノット、クローブヒッチをはじめとした基礎の結び、カラビナ・ギアの説明および操作、トップロープでのクライミング(千石岩ノースフェイス左右両岩とも)、ロワダウン、トップロープでのフリクションヒッチで登攀(沢想定)、経験者についてはビレイ
山友会で岩登りしてみたい、夏に沢に行きたい等ありましたら出来るメンバーで随時講習し、行きたい山域や岩場そして沢へ行きましょう!!
今回は講習会の開催者でしたが、参加者のみなさまのスキルやお心遣いで、とてもスムーズに和気藹々と進行できました。次回へ向けてkeep on rocking☆☆☆
【感想】
・今回基礎的なロープワーク講習会ということで、初級登山教室以来2年ぶりにクライミングに再挑戦しました。4月に開催されたハイキングコンパニオンレスキュー講習会のお陰でロープワークはどうにかクリアできましたが、いざクライミングとなるとのっぺりとした岩に足のホールドはどこにかける?と悩みながら試しながら遅々として進まず。急遽初めてムンターヒッチで下降させていただいたときはそのロープワークの手際の良さに感動。なるほど沢登りには欠かせない技術だなと改めて再認識しました。
皆さんの下からの掛け声やアドバイスがどんなに助けになるか、そして何より初企画して下さったM代さん、いつもバックアップ体制完璧なK口さん、ビレイをずっと根気よく続けて下さったA宮さん、Y本さん、常に勇気づけて下さったメンバーの皆さんに感謝します。(N堀)
・千石岩で実施されたロープワーク講習会に参加させていただいた。持ち物にクライミングシューズと記載されていたので、ロープワークだけではなく、千石岩に登るかと、ちょっとドキドキして参加した。ロープワークは少し復習していったが、エイトノットも、ロープの長さや向きが違うと戸惑ってしまった。
クライミングは見ているのと、登るのとでは全く違う。下から見ていると足の置き場がありそうに見えるが、いざ登ってみると、怖くて岩にへばりついてしまい、自分の足場を確認することすらできない。足で登らなければいけないが、足が頼りないので、どうしても腕の力を使ってしまい、体力を消耗してしまう。しっかりビレイしていただいて、下方から手足の置き場をアドバイスしていただいて、何とかの登り切ることができた。もう一回チャレンジしたら、1回目よりかはスムーズに登ることができるのだろうか。岩を怖いと思っている以上、同じなのだろうか。ただ、登り切った時の達成感、岩の上からの景色はとてもよかった。岩場は苦手だが、スイスイと登っておられる姿は本当にかっこよくて憧れる。私ももう少しスムーズに登れたらな~と思う。
今回、講習会を実施していただきまして、本当にありがとうございました。久しぶりの岩トレで、すっかり岩の感覚を忘れており、とても有意義な時間になりました。(N西)
・カラビナの扱いや、基礎中の基礎のエイトノットなどのロープワークから丁寧に復習して頂いた。命を守って岩を楽しむために、何度反復しても足りないと思った。装備や結びをダブルチェックして声を掛けて、いざ登る。2年ぶりでも身体が覚えていて意外に怖さがなかったのは、イージィーなコースから登らせてもらったのと、ガッツリとテンションかけてビレイしてもらっているからに他ならない。上の支点でリーダーに待機してもらって懸垂下降の指南、下からは手足の置き場や運びのアドバイスを的確に飛ばしてもらえたのもすごくありがたかった。とても楽しませてもらえた。加齢とともに錆びつつある身体をなだめてちゃんとメンテナンスしたり、長く使ってなかったギアも点検したりすることがますます大事やなあと痛感。取り急ぎ、しっくりこなかったフリクションコードを何とかしよう。
最近、そろそろ岩や沢は辞めないとケガして迷惑かけるかなあ、山の登り方もシフトチェンジすべきやなと思っていた。そして、14(日)は大津市民会館でやるよしもと新喜劇のチケット取ろうと決めていた。でもロック部講習の案内に、復習したい人も歓迎!と書いて頂いていて、ケガしないためにもう一回ちゃんと復習しようと講習に参加。結果、受講してほんとに良かった。伸びしろが少ないなりに、まだワクワクできるうちはあと少し安全に楽しんでみようと思った。
最後に、会の中でこのような講習会が立ち上がり比較的若い世代のみなさんが生き生きと前向きに学ぼうという風が吹きつつあります。それは、岩・沢・雪山
などのハードな山行をけん引してくださってきたK氏のもと、頼もしいリーダーさんたちが頭角を現してきておられるということ。そのことに感動しました。
ぶらぼー!!(S口)
【日にち】2026年6月13日(土)晴れ
【参加者】T田(CL) Nま(SL) 受講生:T本・Hま・I田・S藤
【コースタイム】
葛川坂下8:10-行者山トンネル上尾根取付8:25-co580.8:55-P762手前9:40-11:00小女郎ヶ池11:45‐ホッケ山12:10-
ホッケ山右岸尾根分岐12:25-540m谷分岐13:40-ホッケ谷右岸貯水タンク取付き点14:10-JR蓬莱駅14:35
登山教室二回目はサカ谷左岸尾根から小女郎ヶ池を目指しホッケ谷右岸尾根から下山するルートである。坂下バス停から歩き出すが、小女郎峠への登山口はフェンスが設置され通行止めになっている。仕方なく行者山トンネル手前の法面から取付く。皆はこんな処から登るの?と、心配顔。直ぐ近畿自然歩道の取付き点に到着。この先、一本尾根であるが要所要所で確認が必要だ。co540で地図と現在地を照合。
この登山教室では地図読みが大事であり、それを確実に出来るよう会得してほしい。この先急登が続く。皆、汗びっしょりだ。大事な所で現在地を確認?GPSと地図を突き合わせる。地図だけで出来れば完璧だ。1050m辺りから傾斜が緩くなるがブッシュに突入!進行方向を間違えてはいけない。眼下に池が見えると一投足で小女郎ヶ池に飛び出す。初夏の様な爽やかな池のたもとでランチタイムとする。
後半はホッケ山からの下山。一般縦走路から右岸尾根へ。足を踏み入れると直ぐ古道が現れるが、以前より倒木が多く歩き難い。ホッケ谷分岐を過ぎると最後の核心部!150m程の急下降!しかも藪ヤブだ!皆、慎重に一歩ずつ歩を進める。足元は滑り易く、確実なグリップが必要だ!530m細尾根の分岐点に着地すると一安心。あとは谷筋を一気に下山し林道へ。皆さん疲労困憊だったが?なんだか満足気である。次回はヤケオ山・中井新道バリエーション。この登山教室で地図読みとルーファイ力を会得してほしいと思う。T田
~感想~
取り付きから、道なき道を歩く刺激的なルートでした。お天気は良く、爽やかな風が吹くと、山の中にいる心地よさに癒され、私の山の原点は山中にあると再認識します。コンパス切って、地形確認して、GPSで答え合わせ。答え合わせが合ってると、嬉しくなります。バリエーションルートは、この嬉しさも楽しみの1つです。でも、地図読みはやはりまだ難しいです。来月も楽しみにしています(^_^)ありがとうございました。T本
この度は,ホッケ右岸尾根からの急斜面下降(標高650m〜600m地点あたり)が、私にはとても厳しかった。厳しい場面に出会ってみて、自分の何がよくなかったのか,装備面、技術面体力面ではっきりします。参加させて頂き、本当にありがたかったです。折からの登山日和、小女郎ヶ池はもとより、ホッケ山山頂からの、琵琶湖の素晴らしい景観もご褒美にでき、有意義な1日を過ごさせて頂きました。 S藤
比良2回目のステップアップ。今日は暑さとの戦いもあるだろうなと思いスタート。出発はいきなり道路沿いの防壁の横から登り出す(誰がこんな所から入るだろうと思
いながら付いて行く)小女郎ヶ池までは本当にずーと登り長い。先が見えずに登っている。いつまで続くのだろうと今回は倒木も多く歩きにくい。油断すると枝や杭に躓
く。跨いだり、くぐったり避けて行こうと思うとルートから外れていく。小女郎ヶ池は美しく一休みするには最高だった。しかし、休息と一般道は束の間で下りのバリエ
ーション開始。下りはとても滑りやすい。自分の安全確保チームのバランスを考えなくてはならない。“木を目標にして前の人が進んだらその方向に進む“と以前講習で
習ったはずなのに実践で忘れている。後ろの人に接付かれて進んでしまう。“何で付いてくるの”と何度か言われ、しまったと思う。今回の失敗は自分の位置をしっかり
確保しなかったと言う事だった。半ば過ぎた頃から皆少し余裕が出てきて話やジョークが多くなった。長かったけれど有意義な一日でした。リーダー仲間の皆さん有難う
ございました。Hま
ステップアップ教室2回目に参加させていただきました。第1回に続いての連続参加で、ちょっと慣れたかなと油断していましたが、なかなかのものでした。前半戦の急登が結構長くて、しかも一気に登りきるのが・・・。ただ、登り切った後の緩やかなところを木漏れ日の中、穏やかな風を浴びながら進むのは気持ちがよく、しかも、ブッシュをかき分けてたどり着いた小女郎ヶ池とその奥の蓬莱山の眺めが最高でした。前回同様、下りはホッケ山からだったのですが、今回の右岸尾根の急下降が、これまた登りの急登と同様になかなかのもので、バランスを取るのが非常に難しく、かなり足に来ました。ただ、登山している実感が楽しく、良い疲労を感じさせていただきました。途中、今、どこ歩いているか分かりますかと問われても読図はまだまだできず、YAMPに頼らないと何もわからない自分を再認識し、次回以降のステップアップ教室も引き続き頑張ります!I田
~ 豊臣 秀長が治めた大和郡山を巡る ~
【日 時】2026年(令和8年)6月13日(土)
【天 気】晴れ、暑い
【集 合】9時25分 近鉄京都駅改札前
【参加者】Y森(担当CL,記録),T中千(SL),Y田比、S井、H井、K西、の6人
【データ】距離 約6.4K 累積標高差 登り41m 行動時間 4時間36分
【コースタイム】
10:33近鉄郡山駅発(54m)→10:53「こくちや」「箱本屋」11:14→11:25外堀緑地公園北門(52m)→11:30東屋で昼食12:02→お手洗い経由→12:20源九郎稲荷神社、洞泉寺12:33→12:44郡山八幡神社(52m)12:56→13:15大納言塚(68m)13:26→13:36永慶寺(69m)13:43→13:53郡山城址,他14:55→15:09近鉄郡山駅着
【報 告】
今日の天気予報では30度を超えるような暑さとか、なのでコースを短縮して実施することにしました。まずは紺屋町の街並みを見ます。真ん中に川が流れていて昔はここで染め物を洗っていたらしい。「こくちや」という土産物店を見て数軒先の箱本屋「紺屋」という藍染のお店を見学。商品を購入することもできるが、体験もできるらしい、H井さんが興味を示されてました。
そして最近整備された外堀緑地公園を散策、北門まで行って引き返し、東屋までもどりそこで昼食にしました。地元の方も利用されています。他の歩く会の方々も来られて同じく昼食タイム。昼食後、100m程先のお手洗いを利用しようと移動。あまりにも綺麗で立派で皆さんびっくり、もちろん自動で流れて、公衆トイレなのに使い捨て紙タオルが設置されていました。さてここからは、あまりにも暑いので、私も参加者の皆さんも日傘を利用、さすとやっぱり日差しは大分遮られます。
公園を抜けて源九郎稲荷神社に行きます。ここは、日本三大稲荷の一つで、あとの二つは豊川稲荷、伏見稲荷です。郡山のお殿様も信仰したという神社です。そしてその隣の、秀長さんが建立した洞泉寺を拝観。しばらく歩くと八幡神社があったので、ちょっと寄ると、ここは珍しいグラブの神様、野球のグローブ等が置かれていました。参拝すると勝てるかな?そして、この神社の奥には、郡山城の土塁が現在も残っていました。また、歩き出して、近鉄電車の線路を渡り、郡山の西側に入ります。
暫く歩いて、豊臣秀長の墓所である大納言塚に到着。白い砂がお香代わりなのか、それで願事をしながらお参りしました。そこから、柳沢家の菩提寺の永慶寺へ、ここの門は郡山城の城門が移築されたのもです。その反対側には、郡山高校があります。野球部が練習していて、皆さん興味ありで、フェンスの外から見学。ピッチャーの練習場所がフェンスのすぐ向こうなのです。ボールの速さを実感。そして最後に郡山城跡へと進みます。
郡山城は、豊臣秀吉の弟、秀長が作ったお城です。ここの石垣には特徴があります。それは、急いで作ったお城なので、石垣に用いる石がこの辺りでは少なく、寄せ集めの石で積まれた石垣なので転用石(お地蔵さん、墓石、礎石等)が多い石垣なのです。探しながら登るのも面白いです。天守からは、若草山、東大寺、薬師寺が、反対側の方には、二上山、葛木山、金剛山等の山々が見えました。ここまで何度も水分休憩を入れてきました。ここでも休憩を取って、次は東矢倉、追手門の方に行きます。行ってみると城址会館という古そうな建物があり、土日、祝日のみ説明があるとのこと、入館(無料)して説明を聞く。明治時代(1908年)の建物で、最初は奈良県立図書館だったそうです。その後、ここに移築されて様々な用途で使われ、今は耐震工事を待っているとのことでした。さて、もうすぐ15時です。ルート予定の春岳院は、暑さもあって時間的にも遅くなったので割愛して近鉄郡山駅へ向かうことにしました。
15:09近鉄郡山駅に到着。皆様、暑い中のウオーキングありがとうございました。お疲れ様でした。
7月、8月とウオーキング部の例会はお休みになります。 また、秋、9月からもよろしくお願いいたします。 (記 Y森)
【日にち】2026年6月8日(月)曇り N西、他1名
【コース】6:45多々良木ダム登山口駐車場-606ピークー7:30行者堂跡-8:00行者岳(785m)-行者堂跡-606ピークー9:30多々良木ダム登山口駐車場 ※歩行ペース0.7~0.8
距離4.6km 登り774m 下り756m
せっかく朝来市に来たので、そのまま帰るのはもったいないので、近くにある行者岳を登ることにした。行者岳は「ふるさと兵庫百山」だ。あさご芸術の森を過ぎて、多々良木ダム登山口の空きスペースに駐車した。さっそく歩き始めると、私もツレにもヒルが。1匹どころではない。登山を断念しようかと思ったが、少し歩くとヒルゾーンは終わり、樹々の緑がとても気持ちのいい登山道となった。随所に山岳信仰の歴史を伝える石仏が祀られており、楽しい登山道だ。少し登ると、長い梯子があり、登りきると多々良木ダムをきれいに見下ろすことができる展望スポットがある。
次は岩場の連続で、ロープや鎖が設置されている。ロープと鎖を頼りに岩場歩きを楽しむことができる。道幅が狭いところもあり、アップダウンもあり、なかなか手ごわい。登山口から45分程歩くと行者堂に着いた。切り立った岸壁にも石仏が安置されている。大きな岩の割れ目に、壊れかけそうな梯子が取り付けられており、その上に祠がある。危なそうなところだ。音羽山の仙人窟のような場所だ。ツレだけが梯子を上って祠まで行った。足場も不安定で、登りより下りの方が要注意だ。厳かな雰囲気で、行者堂はパワースポットだと思う。行者堂を後にして、暫く歩くと滑りやすい急斜面となる。設置されたロープを頼りに登る。途中、岩場からの展望はよく、多々良木ダムの景観を楽しむことができる。
8時に行者岳山頂に到着。距離は短いは、噂通りの手ごわい山であったが、バリエーションに富んだ登山道でとても楽しかった。引き返す予定であったが、ルートを確認せずに下山してしまい、周回コースを下ってしまった。周回でも下山することができそうだが、登りのデンジャラスゾーンより更に危険な箇所があるかもしれないと思い、引き返すことにした。この登り返しがなかなかきつかった。鎖場も下りの方が注意を要した。登山道には落ち葉が多く、滑りやすい。登りより気を遣う。じゅくじゅくしたヒルゾーンはそそくさと通過して、約1時間半で登山口に着いた。お天気にも恵まれ、とても楽しい山であった。
その後、岩屋観音に立ち寄った。大きな岩壁に建てられたお堂に石仏が安置されているとのことで、楽しみにしていったが、開帳日が決められているようで、石仏は見ることができなかった。志賀の大仏のようなイメージ感じだろか。ちなみに岩屋観音から行者岳を目指すルートもあるようだ。
※岩屋観音の近くには、「朝日揚げ」のおかきで有名な播磨屋本店がありますよ。
【日にち】2026年6月7日(日)曇りのち雨 N西、他1名
【コース】6:40立雲峡駐車場-7:00第一展望台-7:20朝来山登山口-7:55朝来山(756m)-8:15朝来山登山口-8:25大成池-第一展望台-8:30立雲峡駐車場 ※歩行ペース0.5~0.6
距離6.7Km 標高差665m
雨に降られる前に立雲峡から竹田城を眺めるために、6時30分に駐車場に到着。いくつか駐車場があるが、1台も駐車していない。駐車場から、整備された登山道を歩くと、すぐに第一展望台に着き、竹田城を望むことができる。展望台にはひな壇が設けられており、ゆっくり竹田城跡を眺めることができる。天気がもう少しもってくれそうなので、朝来山を時計回りで周回することにした。
朝来山登山口に続く林道を歩いていると、ガサガサ音がしている。動物がいるのだろう。クマや猪に遭遇してはいけない。鳥獣捕獲の檻も設置されている。少し急ぎ足で歩くと登山口に到着した。朝来山「むささびコース」は、立雲峡から朝来山展望台へと至る登山道だ。登山口からは急斜面をつづら折りで登っていく。曇り空なので、暗い感じがするが、天気がよければ自然豊かで気持ちのいい登山道だろう。危ない箇所はなく、ルートもわかりやすい。約30分程度で山頂に到着。展望はないが、山頂手前に展望スポットがある。手軽な山だと思っていたが、なかなか歩きごたえがあった。周回する予定であったが、山頂に「この先、行き止まり」の表示があったので、天気も心配であったため引き返すことにした。いっきに下り、大成池に立ち寄り、立雲峡駐車場に戻ってきた。スタッフの方に朝来山周回ルートのことを伺うと、周回できるが、少しルートがわかりにくい箇所があるため、「この先、行き止まり」の表示しているとのことであった。車に戻ろうとしたところ、ツレの足にヒルが。これからの時期は、ヒル注意ですね。
天気がまだ持ちそうなので、竹田城跡まで行ってみることにした。「山城の郷」に駐車して、竹田城まで歩いて30分程。アスファルト道だが、とても気持ちがいい。ランニングするのもいいだろう。穴太積みが当時のままきれいに残っており、まさに日本のマチュピチュ。竹田城跡からは虎臥大橋を見下ろすことができる。竹田城跡では、ボランティアガイドさんに丁寧に説明していただきました。ありがとうございました。
🚢九州遠征🚢
【実施日】2026年5月29日(金)~31(日) ※28日(木)と6月1日(月)はフェリーにて移動
【山域・山名】熊本県阿蘇山(1,592m)・宮崎県鉾岳(1,277m)・宮崎県大崩山(1,644m)
【参加者】T岡(L)・S口(SL)・M成
【天気】最終日早朝のみ曇り。ほぼ3日とも快晴!
【コースタイム】
◆ 阿蘇山周回 5/29(金) ※商船三井さんふらわぁ 大阪南港前夜発~別府港6:55着
レンタカーにて7:55発~仙酔峡駐車場(無料)10:18着
10:40 仙酔峡登山口-12:30 高岳東稜への分岐-13:00 高岳東陵(ミヤマキリシマを愛でながら昼食30分)-13:40 月見小屋-13:50 高岳-14:15 中岳-14:40 馬の背-14:50 火口東展望所-15:00 ロープウェイ跡-15:15 楢岳-16:00 仙酔峡登山口駐車場
・5時間20分 距離8㎞ 登り864m 下り869m
◆鉾岳ピストン 5/30(土) ※前夜は民宿暖心泊
9:30 鹿川キャンプ場駐車場(200円)-10:30 鉾岳スラブ(日本最大級の一枚岩!)-11:00 パックン岩(撮影タイム20分)-11:50 鉾岳展望所(昼食20分)-12:30 鉾岳(雄鉾)-13:10 雌鉾(撮影タイム40分)-15:07 鹿川キャンプ場駐車場
・5時間35分 距離6.2㎞ 登り/下り766m
◆大崩山周回 5/31(日) ※前夜は大崩の茶屋泊 下山後別府港までレンタカーで2時間半
商船三井さんふらわぁ 別府港18:45発~大阪南港6/1(月) 6:35着
5:20 大崩山登山口(上祝子)-5:50 大崩山荘-6:10 湧塚分岐-6:25 祝子川渡渉-7:55 袖ダキ展望所(ダキ:岩壁・崖の意)-8:50 中ワク塚(岩登り&撮影タイム40分)-9:40 上ワク塚(岩登り&撮影タイム&休憩50分)-11:20 大崩山-11:50 坊主尾根分岐-12:15 坊主尾根展望ポイント(撮影タイム15分)-13:05 象岩トラバース-13:30 坊主岩-14:40 祝子川渡渉-15:05 大崩山登山口(上祝子)
・9時間45分 距離10.3㎞ 登り1,264m 下り1,258m
★下山時14:30頃渡渉前で山の神(とっても親切な地元のお兄さま)に先導頂かなければ10時間超え、レンタカー返却時間は確実に遅刻、フェリー出航時間に間に合うかも危うかった。
【報 告】
S口感想:
急登の先に広がる阿蘇のミヤマキリシマは山一面息を吞むピンク色の絨毯で、先の煙吐く火口付近は悠久の時を知り人を寄せ付けない山肌だ。
鉾岳では、パックン岩やベロ岩などの奇岩に心躍らずにいられない。最終日には、心許ない梯子やロープが30箇所ほども設置された岩を有するラスボス大崩山に挑むも、危険個所だらけで集中を切らすことができなかった。青天をつく岩からの景色を一生忘れないだろう。
今回の山旅では、人との出会いにも恵まれた。3人の達人を紹介したい。
①高千穂の宿の女将・・・80歳を越えて尚一人で物凄い数のおいしい料理を提供。畑を耕し、多数の保護猫の世話をし、宿に飾るレースやパッチワークを作り、旅の人をおもてなす。女将曰く「何歳になっても色んなことにまだまだ興味があるのよ」
② 大崩の茶屋(宿)の女将・・・山奥のこの地に嫁いでから、大崩山に登るようになり何時しかガイドも務めるように。ハードなこの山の隅々を知り尽くし、遭難救助にもかかわる。歳を重ねてからは、棚田や畑をしつつ登山者をもてなす。鹿肉のカツが忘れられない。食後には、コースの丁寧なアドバイスも。山行翌日、無事に帰りつけたのかの電話もくださった。
③山の神・・・大崩山は危険個所が多いだけではなく、道迷いしやすい。あれっ、おかしいなと思うとどこからか「そこ違うよ~」と声かけてくれるお兄さんに遭遇。分岐で間違わないアドバイスや、普通は知らない眺望ポイントも指南。上ワク塚の大岩では取っ掛かりがなくてっぺんに立つのを諦めていたら、スリングも出してくれた。さらに下山の最後の渡渉は最難関で、まず渡る箇所が分からなかった。すると先で待ってくれている山の神の姿が!お陰で下手したら間に合わなかったフェリーにも余裕で乗船できた。名前も知らせず去っていかれたが、山の精だったのか・・・惚れてまうやろ~。
追ってくる台風6号を気にしつつ、天候に恵まれ、九州のダイナミックな山々に魅了され、温かい人々とのめぐり逢いに感動した山行だった。
同行の仲間にも感謝したい。
T岡感想:
九州の山に行ってきました。
1日目は阿蘇山。丁度、ミヤマキリシマの時期でピンクに染まる山肌を堪能した後は、火口の直ぐそばを歩く迫力は異国のようだ。
2日目は鉾岳。パックン岩とベロ岩が有名でスリリング。お天気にも恵まれ絶好のコンディションで楽しい山でした。
3日目は大崩山で最大の難所の山として梯子は34カ所も有る岩山。下山は写真を撮る間もないくらい必死で大変だったイメージが残る。
ようやく祝子川の渡渉まで降りてきた時にはホッとした。
2泊3日の盛り沢山の行程に宿泊先の女将さんも食事も美味しく最高!
山行中に出会った人や同行者にも恵まれ楽しい山旅で感謝でしか有りません。
M成感想:
T岡さんが長年温めてきたスペシャル山行は、バラエティに富み、熊本、宮崎の風土や地域の人々の暮らしにも触れることができた充実の山旅であった。さんふらわぁの船旅は、個人的には数年前の秋にくじゅう連山山行からの二回目だったが、今回はちょうどミヤマキリシマの時期ということもあり、前回と雰囲気は変わって登山目的の方が多く乗船されていた。
・阿蘇山は世界最大級のカルデラ地形であり、噴煙立ち昇る厳しい景色の活火山の中岳を有する一方で、活火山だからこそ生育できるミヤマキリシマが満山錦のように咲き誇る山姿は唯一無二の風景だと思う。また、山頂から望む外輪山は起伏なく、ほぼ水平にぐるりと火口を囲み、遮るものなくその地形の面白さが見渡せた。裾野の先から外輪山までの火口原には、田畑が広がっており、数万人もの人々が活火山のすぐ傍で暮らしている環境は改めて特異だと感じた。
調べてみると、千年以上前から代々人の手によって、火山灰の酸性土壌を牛馬の糞と草原の堆肥で農業に適した土壌に改良してきたと知り、そこまでしてこの土地に住み続けるのには火山信仰に繋がる歴史があるのだ、とより興味が湧いた。車で移動中も阿蘇山周辺には森林がなく、草地のみで明るく風も通り、長い年月をかけて人が作り上げた阿蘇ならではの景色は本当に美しかった。
・鉾岳は前日の阿蘇山とは一変し、宮崎県北部、高千穂峡にも近い鹿川渓谷の山深い源流部から登りはじめ、火山活動による隆起と浸食を繰り返し形成された花崗岩の奇岩を楽しむことができた。いやー、人生で見たことないです、こんな岩。という形もスケールも桁違いの岩々に、撮影タイムも想定以上に長くなった。ミヤマキリシマ見頃の時期に、この花崗岩群の山域に人は疎らだったが、やはり立派なカメラを手に熱心に撮影されている方がちらほら。
中でもT岡さんの6年?越しの思いが募ったパックン岩は撮影の順番待ちで渋滞していた。岩の高さ7m、開いた口は幅6.5m、奥行き2.5mの人工的に一刀両断したようなきれいな切り口で、一体どうやったらこんな形になるのか想像がつかない。傍には日本最大級の一枚岩から流れ落ちる落差50m超の滝もアングルに入り、主役が多く画角に困った。
地元の方に、先に雄鉾(おんぼこ)、後に雌鉾(めんぼこ)の順番で周った方がよいというアドバイスを頂いた意味が雌鉾に来て分かった。非常に高度感あり、山頂の面積は広いが、風が吹くと体勢を低くせずにはいられなかった。ベロ(舌)の形をした岩の先端近くまで行くことができ、撮影スポットになっている。実際行ってみるとそうでもないが、傍から俯瞰で見ている方が恐怖心を煽られ立ちすくんでしまう。先着組の紳士3名は暫く躊躇して先端を眺めているだけだったが、T岡さんから関西弁で熱く促され、逃げ場なく映えスポットまで結果行くことができ、T岡さんに大変感謝されていた。
・ラスボス大崩山は、迷いやすい長時間の行程、且つ船の出航時間というリミットを抱えクリアできるのか不安で、メンバー皆前日から少し緊張していた。が、祝子川温泉で温まり、大崩の茶屋の滋味深い土地ならではの豪勢な夕食を頂き、女将石本さんの確かなアドバイス&オリジナルマップも手に入れたことで、何とか浅い眠りについた。
一言でまとめると、行きは良い良い、帰りは怖い山行だった。往路は山奥深い原生林、圧巻スケールのワク塚花崗岩帯、山頂に続くブナやヒメシャラの美しい森、と飽きることなく山を堪能することができた。山頂時点でのコースタイムは予定より少し早く、安堵したのも束の間、復路の坊主尾根を完全に侮っていた。
展望ポイントまでは賑やかだったメンバーも、象岩トラバースから高度感のある不安定な岩渡り、固定されていない梯子、頼りない年季の入ったロープを使って直下降する場面が次々と出現し、眼前の壮大な山の景色を撮る余裕もなく、必死だった。危険個所多いが故に、各々が安全確保の声掛けしながら下山できたのはよかった。最後の難関、祝子川渡渉で迷うと聞いていたが、メンバーが前述している救世主に助けていただき、皆怪我無く無事に予定下山時刻に間に合った。宮崎の宝と呼ばれるほどつくづく良い山だったが、登山者が増えたのは比較的最近のことで、大正時代以前はその険しい地形から、人を寄せ付けない山だったそう。深田久弥氏が見つけていたら、きっと百名山として認定していたに違いない。
宮崎の山奥から別府港まで車で向かう道中、クライミング後の達成感に満ちた雰囲気漂うグループに出会った。後に船でご一緒することになる大阪の山の会とは思いもよらなったが、大崩山周辺には古くからクライミングの名所として知られる比叡山を筆頭に、矢筈岳、行縢(むかばき)山、鉾岳等岩好きにはたまらない山が点在しており、関西はもちろん、全国から腕試しに来られるという。沢登り、渓流釣りのスポットも豊富で、低山ではあるが熊のいない九州山行はポテンシャル高め。遠征候補にぜひお薦めしたい。
最後に話は変わり、高千穂・日之影地域の山道を移動中に印象的だった風景を記しておきたい。棚田、そして牛の放牧だ。いずれも何故こんな山奥に?とアンマッチな風景に固定概念を覆された。標高の高い傾斜地に暮らす人々が水を得るのは簡単でなく、明治~大正にかけて山の輪郭に沿うように巡らされた山腹用水路の大工事によって、山奥でも稲作ができるようになった。また、牛の放牧は過疎化が進む山奥で、荒れた山林や農地を牛の力を借りて耕すことができ、和牛の母牛となる繁殖雌牛としては、山の草木を食べ山中走り回ることで健康になりお産も楽だという。この土地の人々の暮らしが垣間見えた気がして、また別の機会にゆっくり宮崎を巡りたいと思った。
初夏の己高山個人山行
【日 時】2026年5月26日(火) 晴れ
【参加者】Ts本、Y口、H場、ワn、T中t、K本
【コース】
己高庵下駐車場(09:10)・・・登山口駐車場(09:30)[休憩 5分]・・・鶏足寺跡(11:30)[休憩 5分]・・・己高山(12:10)[休憩 35分]・・・高尾寺分岐(13:50)[休憩 5分]・・・旧飯福寺分岐(14:40)・・・己高庵下駐車場(14:50)
距離9.6㎞、標準タイム4.5h、累積標高差947m、コース定数21、グレーディング3A
【記 録】
そろそろ夏日も出てきている5月の末、湖北の己高山に出かけた。5月初めだとタニウツギやマルバオオカメノキなど花が多い山だが、装いはすっかり初夏となりブナの新緑が濃さを増してきていた。己高庵の下に登山者用の駐車場が整備されていて、登山届も出せるようになっている。ここを出発してしばらく林道を進んでいくと15分ほどで「いばり滝」を過ぎる。水量はごくわずかだったが、昔はここで身を清めてから鶏足寺へと向かったそうだ。そこから少し進むと登山口駐車場と己高山の案内看板がある。コアジサイがたくさん咲いている林道をさらに進むと谷道と尾根道の分岐。
尾根道をたどるが、ここから急登の山道が始まる。道は整備されていて歩きやすいが、連続する登りに息が切れる。ところどころに地元の高時小学校の生徒が書いてくれた看板「頑張れば素晴らしい景色」などに励まされる。一時間ほどで六地蔵、ここで大垣労山の4人組と出会ってあいさつ。T中tさんが平和行進で大垣行きますと話すとそうですかと応答。六地蔵から40分ほどで鶏足寺跡に到着広い寺の敷地を見て往時の隆盛をしのんだ。この寺跡にクリンソウがきれいに咲いていた。寺跡から山腹を少し進んでから向きを変えて激登り20分ほどで己高山山頂へと到着。大垣の方にお願いして記念写真、涼しい風を感じながら日陰を選んで昼食休憩。
午後からは落葉の積もった登山道をひたすら下る。あたりのブナ林は根元から枝分かれした立派な木が美しい。40分ほど下ったところでほとんどここだけの展望の開けたところがあり、琵琶湖や竹生島などがきれいに望めた。ずんずん下っていくと高尾寺分岐、ここでしばらく休憩。さらに50分ほど下るとふもとのお茶畑に降り立った。古橋は昔からお茶の有名なところだとか。庭園のようなきれいなお茶畑とその向こうには旧飯福寺(紅葉で有名な現鶏足寺)が見える。真っ赤な敷もみじが有名だが、青もみじもなかなか美しかった。
まだ本格的に暑さが訪れる前の初夏のさわやかな風の中、歩きやすい登山道とブナの新緑、歴史ある名山をゆっくりと味わうことができた山行だった。
【日にち】2026年5月24日(日 ) 晴れ
【メンバー】Nま(L・記録)、T田(SL)、S田、Y森、O野、Y口、T岡、M地、A口、N野、I圓、T井、Oん、S野、M藤、Y田、K藤、W田
【コース】
9:45JR宝殿出発→10:20辻登山口→10:50旗振山→11:00北山奥山→11:20中塚山→12:30高御位山/昼食13:15→14:05桶居山分岐→14:22鷹の巣山→14:52別所奥山→15:20鹿嶋神社→16:10JR曽根駅解散 距離約11km 約6.5時間
コースは兵庫県加古川市と高砂市の市境にある標高304mの低山であるが端正な山容から「播磨富士」呼ばれ、山全体をご神体とする、信仰の山として親しまれている高御位山、及び須磨アルプス縦走である。今回はオールラウンド部のT田さんに、共に縦走経験があったことから同行サブリーダーをお願いした。
前日の天気予報では曇りだったが一転、高温多湿の晴れ模様である。辻登山口から北山奥山を経、高御位山を目指す。北奥山を右折、高御位山までの登りの稜線がクッキリ見える中塚山まで徐々に下る。志方町と阿弥陀町分岐まで降雨がなく乾いたザレ石交じりの長い道をゆっくり下り、鞍部の分岐で小休憩、岩稜の尾根道を一歩一歩高御位山目指す。五月の新緑の山行では考えられない程の背に覆いかぶさる真夏を思わせる多湿の日差しに参加者の面々はかなりバテ気味である。
高御位山で長めの昼食タイムをとり疲労の回復を図るがまだ行程の半分、縦走を開始する。鷹ノ巣山まで来ると眼下に下山地鹿嶋神社、最後の長い岩稜地帯を下るともうすぐ登山口、縦走の疲れが足腰に来ているがホットする。神社から曽根駅までの歩みは疲労のためか、ちんたらちんたら重い。駅前で解散、疲労達成感満載満腹の山行でした。
【実施日】2026年5月24日(日) 快晴 N西、他1名
【コースタイム】
◆7:45春日山遊歩道入口-妙見宮-首切地蔵-8:55地獄谷石窟仏分岐-9:05地獄谷石窟仏-地獄谷石窟仏分岐-10:00若草山駐車場-10:15若草山10:35-11:10春日大社-11:15春日山遊歩道入口
距離14.0km 標高差610m
◆13:45耳成山公園駐車場-13:55耳成山-耳成山公園-14:30藤原宮跡-14:45藤原宮資料室-14:52天香久山-藤原宮資料室-15:33藤原宮跡-15:50耳成公園駐車場
距離8.9km 標高差160m
朝からすっきりと晴れてハイキング日和となった。大和三山(耳成山・天香久山・畝傍山)を予定していたが、大和三山の前に、若草山の春日山原始林を周回することにした。春日山原始林は、春日大社の聖域として守られてきた森で、世界文化遺産であり、国の天然記念物に指定されている。
春日大社近くのタイムズに駐車して春日山遊歩道から若草山を周回した。久しぶりの奈良県。あちらこちらにいる鹿は、山でみる鹿より小ぶり。春日山周回コースは車も通れる程の幅があり、小石が敷かれて整備されている。朝は地元の方のランニングコースとしても利用されているようだ。緩やかな登りで走りやすそうだ。樹々の隙間から差し込む陽射しが心地いい。奈良公園や春日大社は観光地で賑わっているが、こちらは静かに自然を感じることができて気持ちがいい。
首切地蔵から少し東へ行くと、地獄谷石窟仏があるので、摩崖仏が好きなのでそこに立ち寄った。アスファルト道を少し歩いて、地獄谷石窟仏分岐から石窟仏へ向かう時だけ山道に入るため、山を歩いている感覚になった。私たちの他には誰も人はいなかった。大きな岩をくりぬいた岩窟の中に、奈良時代に彫られた摩崖仏で、如来坐像、薬師如来、十一面観音様がおられた。石窟仏から先は通行禁止になっているため、一旦来た道を戻って、若草山山頂に向かった。若草山山頂は、鹿と外国人観光客で賑わっており、展望もよく、生駒山、金剛山などが見渡せた。
駐車場に戻り、大和三山を歩くため、橿原市に移動した。耳成公園駐車場から耳成山登山口はすぐで、耳成山山頂までもショートカットしたため10分程で到着した。山というより岡のような感じであった。地元の方も散歩されており、道は明瞭。下山して、藤原宮跡を経由して天香久山へ向かう。お天気がいいのでウォーキングが気持ちいい。今回は立ち寄らなかったが、藤原宮資料室に立ち寄るってみるのもいいだろう。
天香具も登山道は整備されていて、木々の香りと土の匂いが心地よい。山頂には小さな神社があり、神聖な雰囲気である。天香久山の麓に天岩戸があるので、ここはぜひ立ち寄りたいスポットであった。天岩戸は、日本神話に登場する洞窟だ。天岩戸裏は竹藪で、神聖な様子が窺えた。天岩戸は他に関西では三重県と京都府にある。畝傍山にも行きたいところであったが、時間を考慮して二山で終了とした。お天気に恵まれ、奈良の低山を満喫することができた。
【実施日】2026年5月17日(日) 快晴
【参加者】Ts本・K藤・Hま・M成
【コースデータ】距離8㎞ 登り950m/下り950m 6時間
【コースタイム】
8:50和佐又HUTTE手前無料駐車場-9:00和佐又HUTTE-9:20和佐又山のコル-9:55シタンの窟-10:10笙ノ窟-10:27日本岳-10:40石ノ鼻-10:45小普賢岳-11:35大普賢岳(昼休憩)12:15-13:00日本岳-13:15笙ノ窟-14:10和佐又山-14:45和佐又HUTTE-無料駐車場15:00
※往路:瀬田駅AM5:50集合~和佐又駐車場8:40着
大普賢岳(標高1,780m)は、奈良県大峰山系の修験道行場として知られており、冬場に千日籠り修行が行われていたとされる笙ノ窟を代表に複数の窟を超えて、険しい岩場に架けられた梯子を登り山頂へ向かうことになる。
滋賀県からは片道車で3時間と少し遠いが、登りはじめは穏やかで明るい森林歩き、窟を過ぎると山深くなり岩場梯子が連続するというバラエティ豊かな行程で登りごたえあり、行く価値はあると思う。今回は日帰りピストンだったが、国見岳・七曜岳・無双洞周回コース、山上ヶ岳または八経ヶ岳までの大峰奥駈道(世界文化遺産)を縦走するコース、と泊りで歩きたいルートも豊富だ。
当日は快晴、気温は25度に満たない風の通る爽やかな山行となった。
整備された森林を過ぎると、突然巨大な岩窟が目前に聳え立つ。笙ノ窟は樹齢500年の自然林に囲まれた行場で、かつて平安時代中期にこの場で修業し命果てた日蔵上人が残した歌が石碑に刻まれていた。歌後半の「涙の雨のふらぬ日ぞなき」は、つらい修行の苦しみではなく、仏の心に通じる気がして感涙の落ちない日はない、というポジティブな気持ちを表した内容だった。この先の岩場梯子に向かう我々を鼓舞して頂いている?のかもしれない。
因みに、日蔵上人は地獄から蘇生したりこの場で鬼と出会ったり、という説話が残る面白い人物。気になる方は「北野天神縁起絵巻」を調べてみてください。
窟を過ぎると連続梯子が始まり、一気に高度を上げる急登が続く。鉄梯子はとても頑丈に設置されており、ぐらつくことはなかったが、一部足場の角度が一定でなく、体重を預けるのに不安定な個所もあったため、急がず先行者との距離を空けて慎重に足を運んだ。梯子がないとこの険しい岩場は登れない。途中、石ノ鼻という見晴らし岩があり、梯子を超えてきたご褒美の眺望に出会える。帰りに立ち寄る和佐又山、奥に大台ケ原が見えた。
小普賢岳の看板を過ぎた後、せっかく上げた高度を25m程下る行程があり、その後また長い梯子を登り返し大普賢山頂へ向かう。
予定より10分早く正午前に山頂へ着くと、我々と神戸から来たという男性2人組だけで、広くはない山頂の特等席に落ち着いて大峰山系の景色を一望しながら昼休憩を取ることができた。雲はなく、稲村ヶ岳から女人禁制の山上ヶ岳の稜線、八経ヶ岳・弥山まで見渡すことができた。
休憩後発つ頃に、十数名のパーティ(行者小屋泊らしい)が山頂へ到着し、他モンベルツアーの方々も後へ続いて登って来られた。
我々は来た道を戻る。往路は通り過ぎた日本岳のピークを試しに見に登ろうと試みるも、結構本気のクライミングになりそうだったので引き返した。
曾孫普賢岳、日本岳、小普賢岳、と今回ピークは踏まず看板横を通り過ぎる行程としたが、それぞれピークハントする場合は下調べが必要だと改めて思った。
復路は爽やかな風を受けて気持ち良く降りて行った。和佐又山のコルまで戻り、そこから和佐又山(標高1,344m)山頂へ再度100mほど穏やかな斜面を登った。和佐又山山頂は、また雰囲気が変わり、滋賀県多賀町の霊仙山に少し似ていると思った。この山頂からは、手前から奥にかけて曾孫普賢岳、日本岳、小普賢岳、大普賢岳と連なっている様がよく見えて、今日我々が辿った道を振り返ることができてよかった。
下山後、周辺にたくさん点在する温泉の中から、以前から気になっていた入之波(しおのは)温泉の山鳩湯という秘湯へ立ち寄って頂き、ダム湖と渓谷の景観、源泉かけ流しの温泉を堪能できて大満足の山行となった。小さいながらも人気のようで、車は路駐にあふれていたが、ラッキーにも滑り込み駐車、入浴でき、ご参加頂いたメンバーの日頃の行いにも感謝!ありがとうございました。 M成
【実施日】2026年5月17日(日) 快晴 N西
【コースタイム】
8:10赤坂山登山口駐車場-8:20赤坂山登山口-8:50ブナの木平-9:25栗柄越-9:35赤坂山9:50-栗粟越-10:25ブナの木平10:45-11:05赤坂山登山口-11:50マキノピックランド
距離11.8km 登り720m 下り714m
ツレが滋賀県西浅井町で実施される奥びわこマラソンに参加するので、私は赤坂山をついで登山した。西浅井町の山門水源の森に行きたかったが、熊との遭遇を避け赤坂山に変更した。マキノ高原ではテントを張ってバーベキューを楽しんでいる人も多くいた。登山口も分かりやすく案内していただいているのでありがたい。雲一つない青空で、陽射しも強そうだと思ったが、山に入ると木陰で陽射しが遮られ、風が心地よく暑く感じることはなかった。
登り始めは階段が続く。豪雨で斜面が削られている箇所もあるが、歩きやすい登山道だ。イワカガミの見頃は終わったようだ。粟柄越までは木陰になるので陽射しを感じることはない。新緑がとてもきれいだ。随所に道標があるので、道に迷う心配もない。粟柄越までくると、そこからは赤坂山遊歩道となる。若狭湾とその向こうの山々が乳白色のように見えて美しい。「乳白色」は、さだまさしの小説「夏解」の中で、主人公が失明に向かう過程を表現するのに使われている、美しくも切ない表現です。若狭湾とその向こうの山々が乳白色で幻想的な感じがしました。登山口から約1時間で赤坂山山頂に到着した。360度パノラマビューで、若狭湾と琵琶湖、雪冠の白山がよく見えます。風が心地よく、山頂はとても気持ちがよかった。明王の禿まで行きたかったが、ツレにピックアップしてもらう都合上、赤坂山までとした。新緑のメタセコイヤ並木を歩いて、マキノピックランドへ向かった。とても気持ちのいい山行となった。
【実施日】2026年5月16日(土)
【メンバー】CL.T田・Nま・S本
【コースタイム】マキノ高原8:45…東屋9:45…赤坂山10:45…11:55三国山12:05…12:55新庄乗越13:05…13:45庄部谷山分岐手前780m14:10…芦谷岳14:43…山ルート分岐15:42…16:30野坂岳16:40…一ノ岳17:05…いこいの森17:45…18:07JR粟野駅
【報告】
今回で7回目の野坂岳縦走だ!快晴の天気に恵まれマキノ高原から歩き出す。気温は27・8度になるらしい?東屋でもう汗が噴き出す。新緑の林を抜けると赤坂山。
360度のパノラマビュー!登山者も多い。急下降で明王禿。モアイは健在だ。一旦下降し三国山へ。此処からバリエーションが始まる。鉄塔までルーファイが大事だ!鉄塔手前でソロの登山者3人とすれ違う。最初は20代。藪漕ぎに難儀したそうだ?あとの二人は挨拶だけ。このルートですれ違うのは初めてだ。その先、新庄乗越まで一気の急下降。此処から核心部?のはずが藪は少なく意外と簡単に庄部谷山分岐手前に着いた。此処で珈琲タイム。大きなブナ林の中は気持ちがいい!新緑に包まれ吹く風は爽やかで何時までも居たい所である。庄部谷山分岐手前ではブナ林が伐採され無残な姿を曝け出している!20年位しか耐用年数の無い風力発電の風車設置の為の自然破壊が行われている。20年後はどうなっているのか?庄部谷山への稜線も地肌むき出しで悲しくなってしまう。この先芦谷岳までは緩やかなアップダウンを繰り返しブナ林の中を進んでいく。一つ先の小ピークで直角に折れる。今はトラロープで止められているが以前はよく間違えた場所だ。ここから先は一番の核心部!細尾根の急下降や藪漕ぎが山分岐まで続いている。気合とルーファイが試される。山分岐手前はブッシュ地帯。藪と格闘の末、飛び出した所が山分岐点。躊躇なく野坂を目指す。co790への途中で右太腿前部が痙攣。68の力を借りる。頂上はもう直ぐそこ。気合を入れる。頂上に飛び出すと高校生のグループが休んでいた。若いと言う事は素晴らしい!
若狭湾から赤坂山までパノラマビューを満喫し、一気に下山。ギリギリ電車に間に合った。この歳で全20kmの縦走が達成出来た事に感激するとともに同行の仲間に感謝です。その後、敦賀駅前でクールダウンに突入したのは言うまでもありません。
~ 西赤石山には、岩、アケボノツツジ、鉱山遺構、瀬戸内海も見える眺望の良さがある ~
【日 時】2026年5月7日(木)~8日(金) 朝発1泊2日 ビジネスホテル泊り
【参加者】Y森(CL.企画,記録,運転) Nま(SL,運転) Y口(SL,運転,会計) N野(運転,救急,記録)の4人
5月7日(木)
【天 気】 晴れのち曇り この日は、観光と登山口の下調べ
【コースタイム】大津IC7:50→名神・山陽道・瀬戸大橋・高松道経由→新居浜IC12:00→12:15道の駅「マイントピア別子」13:10→13:50東平地区(史跡見学・登山口確認))15:10→16:00宿泊地
【内 容】
アケボノツツジ花見山行を目的に西赤石山(1626m)を目指した。登山口は愛媛県新居浜市の別子銅山産業遺跡の一つ、標高750mに位置する東平(とうなる)地区にあった。別子銅山は日本三大銅山の一つで、元禄4年(1691年)の開坑から1973年(昭和48年)の閉山まで283年間操業し住友金属鉱山の礎となった。
東平(とうなる)は、採鉱本部が移った1916年(大正5年)から1968年(昭和43年)に閉山するまで、鉱山関係者約5000人が生活した地区。「東平歴史資料館」では、動画やジオラマで当時の様子を再現している。広大な山の斜面には、敷地をつくる土台の石垣、堅固なレンガ造りの建物、急斜面を走るインクライン、運搬坑道の通洞、その他数々の産業遺跡が残され、『東洋のマチュピチュ』と称されている。
東平駐車場の100m先に登山者用の第三通洞登山口がある。登山口確認後の帰路もまた、くねくねに曲がったスケアリーな細い山道5.5KmをNドライバーに任せて本日の宿泊先、新居浜駅前のホテルに向かった。 (記録:N野)
5月8日(金)
【天 気】 曇り後晴れ 西赤石山(1,625.7m)を周回
【データ】 距離 9.8K 行動時間 7時間8分 累積標高差 登り974m 下り974m
【コースタイム】8:35東平登山者用駐車場(745m)発→8:44第三通洞(743m)→9:24一本松停車場跡(973m)9:31→10:00西赤石方面分岐(1,025m)→11:40兜岩(1,510m)11:45→12:20西赤石山山頂(1,625.7m)昼食12:57→14:05東山(1,392m)14:10→14:25銅山越(1,294m)→15:33第三通洞(743m)→15:43東平登山者用駐車場着
【内 容】
前から行きたかった西赤石山。調べると春には、アケボノツツジが咲くらしくて、ぜひ見たいと思っていました。同じ行くなら春だと今回1泊2日で計画をしました。
前日の東平界隈の下見でスムーズな出発となった。第三通洞までは観光客も行く道です。そこからが登山道の始まりです。初めは急登、標高830m程で、一旦緩やかになると「東洋のマチュピチュ」と言われる別子銅山東平エリアが見下ろせます。今も住友グループが鉱山跡、登山道等を管理、整備されているようで、道はしっかりし鉱山遺構もしっかり残っています。先に進みます。登山道を歩いていると、どの石もキラキラと輝いて反射しています。何なのかわかりませんが、赤ちゃけた岩はカンラン岩のようです。
急登も終わると一本松停車場跡に着きました。ここは鉱山時代の駅跡です。鉱物を積載した蒸気機関車が停車する駅だったのです。ここから先は、この鉱山鉄道の廃線跡を歩きます。ほぼ平らな歩きです。2回、昔の鉄橋を渡る場所が出てくるのですが、老朽化のため渡ることはできません。迂回するため谷底に下り、川を渡って再び上がり、元の廃線跡に戻ります。先に進みます。中には発破をかけ岩を切った跡が残る場所もありました。一本松停車場から約1Kで急登分岐に着きました。
ここからが西赤石岳への急登(約450m)の本番です。途中1回休憩を入れ登っていくと標高1300mを越えると最初のアケボノツツジが見えました。そして隣には、濃いピンクのミツバツツジもありました。急登の足場は、やがて岩場と変わっていきます。そして兜岩へと続きます。でも岩に慣れない私は少し手前(約5m)で待ってることに。兜岩あたりからは、瀬戸内海が見渡せます。そして振り返れば西赤石岳がそびえています。斜面には、薄ピンクのアケボノツツジが咲いています。さあ、最後の登りです。
山頂直下に2つの梯子と長~いロープのある急登を越えると西赤石山山頂に着きました。そこで目にしたのは斜面に咲くアケボノツツジです。そして瀬戸内海です。写真を撮って、少し先の三角点に行って昼食とします。そこでは、アケボノツツジと一緒に写真を撮ることができました。アケボノツツジは薄いピンク色で花弁は大きくアカヤシオに近い品種です。
少し予定より遅れて、周回後半(といっても2/3残ってます)の稜線歩きスタートです。最初は、ロープを持って岩場を5m程下ります。天気も晴れてきました。だんだんと岩場はなくなり。多少のアップダウンはありますが、歩きやすい道になり、両側にミツバツツジ、アケボノツツジがあって楽しい道になりました。どんどん進みますが、足は、どんどん疲れます。やっと銅山越(1,294m)に到着。江戸時代、ここを越えて粗銅を新居浜まで運んだと説明版に書いていました。当時、風雪に行き倒れた方を祀ったお地蔵さんがありました。
さあ、ラストスパート。は、無理ですが、馬の背道を通って柳谷川を東に見ながら下りていくとまた、鉱山鉄道の跡に出ました。今度は、少しだけ歩きます。途中で離れて第三通洞の方へと下りて行きます。
15時33分に第三通洞に出ました。この遺構も住友グループが管理されています。そして15時43分に東平登山者用駐車場に到着しました。
なかなか、きつい道でしたが、花も多く、鉱山遺構もあって楽しいコースでした。大津から車で瀬戸大橋経由往復750Kの登山旅は、無事終了。お疲れ様でした。 (記録:Y森)
