個人山行 西赤石山(1,625.7m)にアケボノツツジを求めて

  ~ 西赤石山には、岩、アケボノツツジ、鉱山遺構、瀬戸内海も見える眺望の良さがある ~

 

【日 時】2026年5月7日(木)~8日(金) 朝発1泊2日 ビジネスホテル泊り

【参加者】Y森(CL.企画,記録,運転)  Nま(SL,運転)  Y口(SL,運転,会計)  N野(運転,救急,記録)の4人  

 

 5月7日(木) 

天 気 晴れのち曇り この日は、観光と登山口の下調べ

コースタイム大津IC7:50→名神・山陽道・瀬戸大橋・高松道経由→新居浜IC12:00→12:15道の駅「マイントピア別子」13:10→13:50東平地区(史跡見学・登山口確認))15:10→16:00宿泊地 

 

【内 容】

アケボノツツジ花見山行を目的に西赤石山(1626m)を目指した。登山口は愛媛県新居浜市の別子銅山産業遺跡の一つ、標高750mに位置する東平(とうなる)地区にあった。別子銅山は日本三大銅山の一つで、元禄4年(1691年)の開坑から1973年(昭和48年)の閉山まで283年間操業し住友金属鉱山の礎となった。

東平(とうなる)は、採鉱本部が移った1916年(大正5年)から1968年(昭和43年)に閉山するまで、鉱山関係者約5000人が生活した地区。「東平歴史資料館」では、動画やジオラマで当時の様子を再現している。広大な山の斜面には、敷地をつくる土台の石垣、堅固なレンガ造りの建物、急斜面を走るインクライン、運搬坑道の通洞、その他数々の産業遺跡が残され、『東洋のマチュピチュ』と称されている。

東平駐車場の100m先に登山者用の第三通洞登山口がある。登山口確認後の帰路もまた、くねくねに曲がったスケアリーな細い山道5.5KmをNドライバーに任せて本日の宿泊先、新居浜駅前のホテルに向かった。                  (記録:N野)  

 

5月8日(金) 

天 気】  曇り後晴れ 西赤石山(1,625.7m)を周回

【データ】  距離 9.8K  行動時間 7時間8分  累積標高差 登り974m 下り974m

【コースタイム】8:35東平登山者用駐車場(745m)発→8:44第三通洞(743m)→9:24一本松停車場跡(973m)9:31→10:00西赤石方面分岐(1,025m)→11:40兜岩(1,510m)11:45→12:20西赤石山山頂(1,625.7m)昼食12:57→14:05東山(1,392m)14:10→14:25銅山越(1,294m)→15:33第三通洞(743m)→15:43東平登山者用駐車場着

 

【内 容】

 前から行きたかった西赤石山。調べると春には、アケボノツツジが咲くらしくて、ぜひ見たいと思っていました。同じ行くなら春だと今回1泊2日で計画をしました。

 前日の東平界隈の下見でスムーズな出発となった。第三通洞までは観光客も行く道です。そこからが登山道の始まりです。初めは急登、標高830m程で、一旦緩やかになると「東洋のマチュピチュ」と言われる別子銅山東平エリアが見下ろせます。今も住友グループが鉱山跡、登山道等を管理、整備されているようで、道はしっかりし鉱山遺構もしっかり残っています。先に進みます。登山道を歩いていると、どの石もキラキラと輝いて反射しています。何なのかわかりませんが、赤ちゃけた岩はカンラン岩のようです。

急登も終わると一本松停車場跡に着きました。ここは鉱山時代の駅跡です。鉱物を積載した蒸気機関車が停車する駅だったのです。ここから先は、この鉱山鉄道の廃線跡を歩きます。ほぼ平らな歩きです。2回、昔の鉄橋を渡る場所が出てくるのですが、老朽化のため渡ることはできません。迂回するため谷底に下り、川を渡って再び上がり、元の廃線跡に戻ります。先に進みます。中には発破をかけ岩を切った跡が残る場所もありました。一本松停車場から約1Kで急登分岐に着きました。

ここからが西赤石岳への急登(約450m)の本番です。途中1回休憩を入れ登っていくと標高1300mを越えると最初のアケボノツツジが見えました。そして隣には、濃いピンクのミツバツツジもありました。急登の足場は、やがて岩場と変わっていきます。そして兜岩へと続きます。でも岩に慣れない私は少し手前(約5m)で待ってることに。兜岩あたりからは、瀬戸内海が見渡せます。そして振り返れば西赤石岳がそびえています。斜面には、薄ピンクのアケボノツツジが咲いています。さあ、最後の登りです。

山頂直下に2つの梯子と長~いロープのある急登を越えると西赤石山山頂に着きました。そこで目にしたのは斜面に咲くアケボノツツジです。そして瀬戸内海です。写真を撮って、少し先の三角点に行って昼食とします。そこでは、アケボノツツジと一緒に写真を撮ることができました。アケボノツツジは薄いピンク色で花弁は大きくアカヤシオに近い品種です。

少し予定より遅れて、周回後半(といっても2/3残ってます)の稜線歩きスタートです。最初は、ロープを持って岩場を5m程下ります。天気も晴れてきました。だんだんと岩場はなくなり。多少のアップダウンはありますが、歩きやすい道になり、両側にミツバツツジ、アケボノツツジがあって楽しい道になりました。どんどん進みますが、足は、どんどん疲れます。やっと銅山越(1,294m)に到着。江戸時代、ここを越えて粗銅を新居浜まで運んだと説明版に書いていました。当時、風雪に行き倒れた方を祀ったお地蔵さんがありました。

さあ、ラストスパート。は、無理ですが、馬の背道を通って柳谷川を東に見ながら下りていくとまた、鉱山鉄道の跡に出ました。今度は、少しだけ歩きます。途中で離れて第三通洞の方へと下りて行きます。

15時33分に第三通洞に出ました。この遺構も住友グループが管理されています。そして15時43分に東平登山者用駐車場に到着しました。

 なかなか、きつい道でしたが、花も多く、鉱山遺構もあって楽しいコースでした。大津から車で瀬戸大橋経由往復750Kの登山旅は、無事終了。お疲れ様でした。                                    (記録:Y森)