夏山集中個人山行白山と別山
【日 時】2025年 7月25日(金)~27日(日)
【天 気】25日晴れ一時雨、26日晴れ、27日晴れ
【参加者】Ts本(CL) I野(SL) F井 K藤 H場
【コースタイム】
(25日)
別当出合(09:30)・・・中飯場(10:20)[休憩 10分]・・・別当覗(11:15)・・・甚之助避難小屋(12:20)[休憩 20分]・・・南竜道分岐(13:20)・・・エコーライン分岐(13:30)・・・白山南竜山荘(13:50)
(26日)
白山南竜山荘(05:00)・・・展望歩道分岐(06:50)[休憩 5分]・・・白山室堂(07:10)[休憩 10分]・・・御前峰(08:10)[休憩 10分]・・・お池めぐり分岐(08:55)・・・大汝峰下の分岐(09:05)・・・大汝峰(09:30)[休憩 10分]・・・大汝峰下の分岐(09:50)・・・お池めぐり分岐(10:00)・・・白山室堂(10:50)[休憩 30分]・・・トンビ岩(12:00)・・・白山南竜山荘(12:50)
【27日】
白山南竜山荘(04:50)・・・油坂ノ頭(06:20)[休憩 10分]・・・御舎利山分岐(07:50)[休憩 5分]・・・別山(08:30)[休憩 10分]・・・御舎利山(09:05)・・・チブリ尾根避難小屋(10:30)[休憩 30分]・・・猿壁登山口(13:50)・・・市ノ瀬(14:30)
【報 告】
25日(金)
早い梅雨明けと猛暑日が続いた7月下旬、夏山集中の白山山行をおこなった。早朝4時半に大津を出発し、メンバーをピックアップして8時半ごろ市ノ瀬駐車場に到着、宿泊者は奥の駐車場に案内された。車の暖気にアブがぶんぶんと寄ってくるので、早々に荷物を降ろしてアブの来ないところで身支度を整えた。まもなくシャトルバスが出るとのことで急いで乗車、平日でだが座席がいっぱいになったところで別当出合へと向かった。別当出合付近は前日に上がってきた車があふれていて、路上にもたくさん駐車していた。
予定通り9時半に登山開始。天気も良く登り始めてすぐに汗が出てくる。中飯場で休憩して水を補給、そこから甚之助小屋まで少しずつ登りがきつくなってくる。12時過ぎに甚之助小屋で昼食とトイレ休憩。このころからガスが上がってきて日差しがさえぎられたのでやや涼しく行動できた。
南竜分岐まで来るとあとは水平移動、14時前に南竜山荘に到着して、キャンプの申し込みとビールの購入を済ませ、割とすいているテント場にテントを張った。
その後15時ごろからTs田コースのメンバーが泊まるキャビンの前で総勢27名で夏山集中の交流会。各自自己紹介、飲みたい人は持参したアルコールを飲み、記念写真を撮って歓談をした。夕食は各メンバーが持参したもので済ませ19時ごろには就寝、翌日に備えた。
26日(土)
朝4時ごろ起床、テントはそのままにして5時ごろ展望歩道コースを御前峰に向けて出発。南竜山荘の右手の笹原の中の木道を登っていく。谷あいに残る溶けて途切れた雪渓を横断。念のためアイゼンを用意してきたが必要なかった。しばらく登って尾根に出ると、低木の間から遠くの山々が見えた。6時過ぎに展望台に着くと立山・剣から槍・穂高、乗鞍や御岳、恵那山など雲海の上の山々が遠望できてしばし見とれて写真を撮った。
しばらく進むと傾斜が緩くなって、平瀬道との分岐。クロユリなどが咲く庭園のような登山道を室堂に向かった。7時過ぎの室堂はすでにたくさんの人がいて、次々と御前峰に向かっていた。私たちも水の補給とトイレを済ませて出発、息を切らして急登を登り御前峰の頂上へ到着。山頂ではハイキング部のメンバーが一休みを終えてお池めぐりに出かけるところだった。山頂での展望を楽しみ記念写真を撮って、次の大汝峰へ向かう。紺屋ヶ池や翠ヶ池の青い色を眺めながら大汝峰のふもとにたどり着きそこからごつごつとした岩場をよじ登って山頂へ、大汝峰から眺める御前峰や剣ヶ峰も美しい。しばらく休憩してふもとに戻ったが、日差しが暑くなってきたので、お花松原へのピストンは中止。室堂へ戻って昼食休憩をとることにした。11時からのレストラン開始を並んで待って、カレーやラーメンなどを食べてほっと一息。あとはトンビ岩コースを通って南竜山荘へ戻った。途中雪渓を通過したが、いずれもアイゼンなどは必要なかった。
テント場に戻ってからはビールを飲んで日陰の水場などで時間を過ごす。女性たちは高山植物の説明会に参加して「同じ花に見えても中心が違うものがある」とか「ニッコウキスゲは一日花が咲くと終わる」など知識を深めたり、隣の宴会をしているグループに顔を出して歓談してくるなど行動的に過ごしていた。早めの夕食をとって就寝。ところが夜中に話をする男女の声で目を覚まさせられる。迷惑行為にF井さんが「うるさい」と一喝。山のテント場で常識をわきまえない人が来ていることは大変残念なことであった。
27日(土)
朝3時半ごろ起床、テントを撤収して水場で湯を沸かして軽く朝食、5時前に別山に向けて出発した。テント場からいったん下って、油坂の頭へ笹原の中を急登。振り返ると昨日登った御前峰がきれいに見えてくる。油坂の頭からは別山へ向けて稜線を歩く。ハクサンコザクラやニッコウキスゲなどたくさんの花を眺めながらの縦走が楽しい。8時前に御舎利山分岐、ここで荷物をデポして別山に向かう。別山山頂は360度の大展望。白山はもちろん北アルプスから中央アルプス、美濃の山から続く禅定道や荒島岳などの福井の山々など山座同定を楽しんだ。山頂には次々と登山者が訪れて眺望を楽しんでいた。薄日がさして気持ちの良い風が吹きいつまでも眺めていたかったが、この後長い下山の道のりが待っているので、記念写真を撮って御舎利山分岐まで引き返した。
御舎利山からはゴロゴロとした岩の急坂を下る。しばらくすると灌木の中の道になり、風がやんで陽が照ってきて暑くなった。テン泊装備を背負っているため急坂は足にこたえる。10時半ごろチブリ尾根避難小屋に着いた。中にはトイレもあり、きれいに整備された小屋だった。小屋の日陰で昼食休憩、白山の砂防新道や林道などがよく見える。ここから市ノ瀬の駐車場までは6.6㎞約3時間の道のり。すでにバテはじめているメンバー、次の水場をめざして黙々と下る。13時前に水場に到着。登山道から50mほど入ったところにぽたぽたと湧いている水場があった。あまりきれいには見えなかったが、思い切って飲んでみると冷たくておいしい。水場からダケカンバやブナの大木がある登山道をさらに下り、14時半ごろ市ノ瀬の駐車場に帰り着いた。長くて急坂だった別山からの下り、「ここは登りたくない」とのつぶやきも聞こえるチブリ尾根の下山道だった。
帰りは白峰総湯温泉で汗を流し割引券でソフトクリームを食べ、南条SAでソースカツどんや越前そば、冷やし塩中華などを食べて帰宅。
良い天気に恵まれ、大パノラマの眺望やたくさんの花が目を楽しませてくれ、大勢の会員さんの参加で盛り上がった交流会、おいしいビールやワインを楽しんだ夏山集中山行になった。参加の皆さんお疲れさま、ありがとうございました。(Ts本)
【参加者の感想】
◇滋賀山友会に入会して初めて夏山集中に参加することができました。白山の南竜山荘で山友会の仲間と会いお酒を交わし楽しく会話することが出来ました。白山ではテント泊2泊の山行でした。テン泊2泊は初めてでしたが夜は涼しく間近に見える満点の星が見ることできました。夕方には青から赤に三層に見えたアーベントロートや、遠くに見える水墨画のような雲海が美しかったです。そして白山には本当に沢山の可愛い花たちが咲いていました。帰りのルートは別山までの道のりはテント装備を担いでの山行と暑さとの戦いでしたが別山での360度の眺望はアルプスの山々も雲海と共に現れていてとても素晴らしいものでした。私にとっては初めての体験と感動がいっぱいの最高の3日間でした。ご一緒に山行をしてくれたみなさまありがとうございました。(H場)
◇**別山 チブリ尾根の話し**
04:50南竜ヶ馬場テントサイト出発。涼しい間に油坂~別山を歩く予定。標高が高く木々がなく高山植物の群落が美しい。お舎利山手前でザックをデポ08:30別山08:41、万歳写真。後は下りと余裕。しかしここからが...高度が下がり暑い、木々の向こうに赤い屋根の家が見える。休みたいが道幅狭く、人も多いので仕方なく歩く→10:26チブリ尾根避難小屋10:57昼食。出発。もう 5時間経過。15㎏のザックが重い。ひたすら足をフラットに置いて小幅で運ぶ。心で思う。(前に白山に連れてきてもらった。別当出合から午前峰の日帰り。一ノ瀬~別山は距離 9㎞。標高差1600m。旧式のテント担いで登ったこともあると言っていた。)
ブナやミズナラの原生林の中を進む。肩痛い。(共同食で食担とか...)→12:45水場12:58→14:04猿壁登山口→14:27駐車場。H場さんに何番目くらいにきつかったと聞かれ、片手に入るよと応えた。(多分、あの人はチョット自分が絵になると思っていたのだろう。)(I野)
◇3年前、南竜へのテント泊の行程で目にした、全面に立ちはだかる別山に圧倒され何時かはとの思いがありました。それが、今回叶いました。
想定したよりも困難で二度と訪れる事は無いと思いました。
けれど今は登頂出来たという充実感で一杯です。私を含め5名のパーティがいたからこそ成し得たことと感謝いたしております。(F井)
◇白山は過去にも登ってるのですが、快晴で眺望を楽しめたのは今回が初めて。天候に恵まれ御前峰、御池巡り、大汝峰、全て良かったです。
3日目、油坂ノ頭までの急登が遠くから見ても急坂と分かり不安がありました。向かうと登る前に先ずは谷底へ下る事が分かり、ガーン。登り切っても決して楽な道ではなく長くてしんどかったですが花が咲き乱れて癒されました。別山頂上からも大パノラマを楽しめました。天気良過ぎて暑く、長いチブリ尾根の下りは、歩いても歩いても先は遠くて疲弊しました。
テント2泊も初めてで良い経験ができました。
夏山集中に参加させて頂き、とても楽しかったです。暑さで疲れましたが、天候に恵まれ、眺望、美しい花々、素晴らしかったです。(K藤)










