【日にち】2025年7月25日(金)~26日(土)
【メンバー】T田(L)、Nま、S藤、N西
【コースタイム】
7月25日(金)晴れ
市ノ瀬4:55―禅定道分岐5:38―六万山6:35―指尾山1418m(さしおやま)7:30―別当坂分岐10:10―殿ヶ池避難小屋12:03―黒ボコ岩13:45―15:00南竜ヶ馬場ケビン
7月26日(土)晴れ
ケビン7:00―南竜分岐7:55―甚之助避難小屋8:20―中飯場9:40―10:40別当出合10:50(バス)―11:10市ノ瀬
【記録】
前夜泊で夜明けと同時に出発。白山釈迦岳分岐から一気の急登だ!六万山迄250m傾斜が緩やかになると六万山に着く。指尾山迄は緩やかに登って行く。その先、天井壁は岩あり急な梯子状の階段有りと変化に富んでいる。細い尾根には何本もの大杉の古木が行く手を阻んでいる。暑さの為だろう?皆歩みはゆっくりだ。慶松
平に飛び出すとニッコウキスゲが群生している。鮮やかな黄色は緑の中でひときわ目立っている。別当坂分岐は直ぐだ。仙人窟迄は今日一番の急登か?殿ヶ池避難小屋まで急登は続く。蛇塚を過ぎ黒ボコ岩まで一気に登る。ここは多くの登山者で一杯だ。予定より大幅に遅れているので室堂は諦め集中地の南竜ヶ馬場へ向かう事にする。少し下った処に雪解けの水が流れている。タオルを濡らすと気持ちが良い!美味しい水で喉を潤すと生気が戻って来る。もう後少しと思った矢先、大粒の雨が落ちて来る。雲行きも早いので其のまま進み、やっとの思いで南竜ヶ馬場に到着。私たちのグループが一番遅く集中に合流となった。疲れていたが楽しい一時であった。
2日目、昨夜は満天の星空を満喫し眠りについた。今日も快晴の空模様。甚之助分岐まで来ると登って来る登山者で一杯である。お互い譲り合いながらの下山だ。思ったより時間が掛かるが中飯場まで降りると登る人は少なくなる。下方に見える吊り橋を渡ると登山口に到着する。こんな猛暑の中、白山禅定道を登れた事と怪我も無く、無事下山できたことに感謝です。(T田)
【感想】
今回、私達は市ノ瀬を夜明け前に出発しました。前日のテント泊宴会での深酒が祟り、且つ三禅定道の一つ、越前禅定道六万山、指尾山迄の急登に加え、晴天高湿度で体力の消耗の激しさを身に染みながら別当坂分岐辺りまで体調不良の状態が続き、また、黒ボコ岩に辿り着くまでに両腿に初めて痙攣発生、漢方薬芍薬甘草の世話になってしまいました。六万山山頂付近には樹齢が千年以上の檜の大木群があり、それ自体が霊場の一部とされてきたとかで圧巻の巨木群でした。
思いのほかハードな集中山行でしたが下山後、永井旅館で入浴の際に計測した体重に減少は見られませんでした。機会を設け今回のコースを万全の状態で雪辱を果たすべく再チャレンジしたいと思います。やっぱり山で飲むビールは最高でした。(Nま)
この度歩かせてもらった禅定道をグーグルってみると、白山禅定道とは、美濃・越前・加賀の三国にまたがり、それぞれ白山を水源とする美濃の長良川、越前の九頭竜川、加賀の手取川の中流域に祀られる社寺を馬場として平安時代(832)に創られた修験道とのこと(「日本の山岳鼓動120選」より)。
三県にまたがる禅定道は、広大で畏れ多い修行道で、今回歩いた市ノ瀬からの禅定道は越前禅定道の一部。一部とはいえ、修行道の名の通り、長い急登、巨木大木&巨岩群の道ありでなかなか厳しい道のりだった。もとより私自身の体調がいまいちで(しかし、キャンセルするほどひどくはなく…。)歩く速度が遅くなり、白山の雄大さを前にして、自分自身のちっぽけさをつくづく実感した。しかし、リーダーの臨機応変な対応力に救われ、お花畑に癒されながら歩き、笑顔で山友会の皆さんとの集中もでき、夜には満天の星空観察をして、元気に下山することができた。下山後は永井旅館の風情のあるヒノキ風呂もゆったり入れたし、昼食のぞばも美味しかった。いいことも沢山あり、連れて行って下さったリーダー、一緒に歩いて下さった皆さん、ありがとう。(S藤)
2025年の夏山集中は白山の南竜ケ馬場。市ノ瀬から、六万山、指尾山、天井壁を経由する白山禅定道コースは、距離は若干長いが、とっても面白いコースだった。釈迦新道は通行止めとなっている。修験者の道で、今は歩く人も少ないため、一般登山道のように歩きやすく整備はされていないが、登山道はちゃんとあり、自然の状態に近い登山道を歩くのはとても楽しい。六万山までがしんどいと聞いていたが、朝早くに登山開始し、朝露が残る涼しいうちに六万山に行くことができたので歩きやすかった。六万山は標識があるだけで展望はなかった。ここからは比較的なだらかな尾根歩きとなる。私の好きな雰囲気で、歩くことが楽しかった。暫くすると、立派な古木が次々と現れ、まるで屋久島を思わせるかのような雰囲気となってきた。大きな岩の上に根を張っている巨木、二股に分かれた巨木、根っこがグルグル渦巻いている巨木、大きな岩の上に居座っている巨木など、なかなか見ることができないいろんな巨木に出逢うことができた。クマさんがいるのではないかと思わせるような、大きな穴が開いている場所もあったりして飽きることがなかった。
六万山から1時間程で指尾山に到着。展望のいい山頂であった。山頂から暫くすると、段々やせ尾根となり岩が累々としてきた。巨岩のごろごろする場所もあり、巨木とはまた違った景色でバリエーションに富んだ登山道だ。大きな岩の下が凹んだ岩屋に出る。標識も何もないが、ここは泰澄大師が剃髪した剃刀窟のようだ。倒木を跨いで潜って、大きなヒノキも混じり、ゴツゴツした木の根、ゴロゴロした岩に注意しながら登っていく。なんとも楽しい登山道だ。すると、細い痩せ尾根になり、急な階段が何か所も現れる。越前禅定道には少し不釣り合いなような気がするほどの立派な階段だ。しっかりした階段だが、段差が大きく急なため、しっかり1段1段登っていく。10時に別当坂分岐に到着。その頃には既に陽射しはきつくなってきた。ここからは暑さとの戦いであるが、可愛い高山植物がたくさん見られ、その健気な姿に癒されながら歩くことができた。予定より遅れていた上に、雲行きも怪しくなってきたため、御池巡りは中止して、黒ボコ岩から南竜山荘に向かい集中に参加した。
今年の夏山集中はお天気に恵まれ、楽しい時間を皆さんと共有することができました。そして、翌朝は、ハイキング部の山行に少し同行させていただき、雲海と可愛い高山植物を楽しむことができ、大変楽しい夏山集中になりました。ありがとうございました。(N西)











