6月オールラウンド山行部例会 南越前風力発電予定地 観察会

 

 兼交流山行

 

実施日 2025629()  晴れ

山域・山名 野坂山地・下谷山

目的 「下谷山より先に風況観測塔が建っているか、新しく林道が作られたか 確認

参加者 山友会 Ts本。T田武、N岡、K本、M

    雪稜会 KK

ルート 湖西道路R161(野口信号)R303-R362→中河内県道分岐→半明ゲートP

コース 6:00取付き~6:35 p502急登を登りきる~ 7:37 P817大音波山~8:35 P8739:43 稜線に出たところで風況観測塔目視

    9:55 P971下谷山~10:50 P911風況観測塔確認(ピストン) 11:45 下谷山~P87313:45 P81714:40急斜面P59415:30取付き 着地

 

 

 

報告

早い梅雨明けで、天気の心配はなかった。暑くなる前に登ることを優先し、早朝スタートとした。

そのために前夜泊メンバー4人。前日に現地駐車地に夕方5時到着、テント設営後、外で早めの夕食をとり、午後7時に就寝。夜中何時か確認はしていないが、イノシシが偵察?活動?の音に目が覚め、不気味な緊張を感じつつ、何度か音に起こされたが・・・何事もなく4時起床、テント撤収し、朝食をとる。当日参加2人の到着を待った。

 

29日晴れ 6時出発 取り付きからの急登を難なくクリアでき、これは楽勝かもと思う。

P817大音波山までは、少し緩やかになった傾斜を登る。さらにP873~稜線までブナ林の中を歩く。

稜線に出た瞬間、風況観測塔が目視でき、「建ってるやん」の歓声、P911なのか確かめなければ・・・

下谷山の山頂を超えて、P911へ?テープがあり、方向を確認しながら、(おそらく測量時の)テープを辿り、下降する。登りになった途端、藪漕ぎ状態になり、登りを断念。手前にあった谷筋を辿ると先に林道があった。林道を登ると目的の風況観測塔がそそり立っていた。写真を撮り、早朝から歩き始めて5時間、暑くなってきたので、早々に下山開始。足の疲れもあるのか、細尾根のトラバース道も慎重に歩く。ブナ林の中は、直接陽射しを受けることはなかったが、結構暑くなってきていた。休憩を取りながらもP817大音波山からの下山に、登りとは違って、登山道が不明瞭なところもあり、下山の難しさを実感した。(下山用にテープを付ければよかったと思ったが、テープに頼らないとメンバーに言われて付けなかったが、結果、登りとは少し違うコースを降りることになり、急傾斜に苦労した。)

午後330分駐車地に全員無事下山できた。ミッション達成に大満足の山行でした。(報告・M内)

 

<感想>

T中武 :下谷山等山行お世話有難うございました。感想は、歩いた山域は滋賀県でも有数のブナ林他自然が残されている所だと思いました。風発予定域を南側から登るルートは、急登な上細かい花崗岩や滑りやすい土で、特に下るのが大変でしたが、尾根まで出れば涼しいブナ林が絶妙の木陰を作り、快適でした。針葉樹の植林もなく、キツツキ(コゲラ)の木つつく音やアカショウビンの鳴き声も聞こえました。ただ下谷山から福井県側の尾根筋近くに幅約3メートルの林道が作られ、その終点に風況観測塔が建設されており、事業者側の執念が感じられました。当初約40基のうち10基の建設中止を業者は公表しているようだか、琵琶湖の最北部の貴重な水源地の開発を考え直して貰いたいと思いました。栃の木峠側からも登って最近の様子等見てみたいとも思いました。

Ts本 : 滋賀県の深北部?ともいうべき余呉トレイルの下谷山山行。登山口からの激登り(テープはあるけどこれほんまに登山道?)を這い上がって一つめの817ピークにたどり着き一息。

そこから下谷山までの稜線には広大で見事なブナ林が広がっていて、ゆるい上り下りを繰り返す登山道は歩いていて本当に気持ちがよかった。ここは予定地ではないけれど、こんなブナ林を伐採して開発を進めるのはやめてほしい。人がたくさん訪れる場所ではないけれど、だからこそ守られてきた自然の豊かさを残していきたいと思った。 前泊の駐車地では、夜中にいのししがテントの周りで岩を掘り返しガランゴロンと大きな音をたてて、もしや襲ってくるのではないかとドキドキ。寝不足気味だった。

 

K本 :下谷山より先が初めてとお伺いしました。山道の確認は皆さんで共有しておられました。

山行片道5㎞にしては、急登、藪こぎが大変でした。自然にいる生き物にとってはそれが普通ですね。下谷山に着く前に、向こうの山に風況観測塔が見えました。そこら辺りにある鉄塔とは明らかに違います。風況観測塔への道が最近出来たようで枯れた倒木2本位をまたいだ程度です。トラックの通れそうな山道に植物がない場合、ヒビ割れが地上から約10㎝隙間に入って、いつかは地層の風化、浸水によって植物のある崖側へ土砂崩れするかもしれません。三十三間山とは明らかに違う山容だと思います。

当日は暑く、風はありませんでした。

 

KK :素晴らしいブナ林を堪能し、目的のP911観測塔の確認ができて、本当に良かったです。

ちびダニの猛攻撃には、辟易しましたあ~あの山並みを守るため風発が中止になる事を祈ります!!

 

時系列 P911風況観測塔について

2021.2.14  やぶこぎネット(山日和) P911鉄塔無し

2022年にP911の風況観測塔が建設された。

 2024.12.5 県の環境政策課に問い合わせた返事(倉内メールより)

〇業者GPIに観測塔について尋ねた→現在4基設置されている。一番新しいものは、2022年設置のもの。これが・911の鉄塔のようだ。それからは一基も作っていない。

県の担当者は現地を歩き、4基とも、現地の様子は把握している。
必要以上に見える林道の建設も、風況観測塔が長いので運搬に必要なのだそうです。
中止勧告も出ている計画なのに、何故取りやめにならないのか聞いてみた→違法な行為は何もないので県からは何も言えないとのこと。

2023.3.19 ヤマレコ(うめわた)記録に P911風況観測塔の写真

2024.5.30  半明ゲート~取り付き 下谷山~音波山までの伐採終了地点まで歩く。(山友HPブロク)

2024.7.26 GPI余呉南越前ウイントファーム発電事業 環境配慮検討会第1回資料説明会で、

下谷山から西の予定地除外案(範囲の縮小)資料説明

2024.11.24 秋山集中 今回と同じコースで 取り付き7:10~稜線分岐11:05~下谷山11:20

      その先の観測塔確認できず      (P911) 登山道も不明瞭でわからなかった。

      (山友HPブログ)

2024.12.1  宇津尾谷から「船ガ洞山」まで 風況観測塔を確認できず (ヤマレコflatwell)

2025.5.15 今回の例会の下見に 半明ゲート~急登までを虎ロープ設置目的で登る。

2025.6.29 例会当日 晴れ、p911風況観測塔 確認。林道経路?は、確認できず。